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2019年1月29日のマーケット・コメント

業績悪化に素直に反応する相場に転換

 

昨日米国で建機大手のキャタピラーが業績発表を行い、10-12月期実績は中国需要の減速により予想を下回り、2019年の業績見通しも予想を下回る内容でした。これを受けて株価は9%の下落となりました。また、米半導体大手エヌビディアも中国需要の減速を理由に業績見通しの下方修正を発表し、株価は14%の下落となりました。どちらも悪材料に対して株価は素直に反応しました。

 

1月7日以降1月25日に至るまで、日本株市場では断続的に買い戻し主導の戻り相場となり、その間に業績下方修正を発表した安川電機(6506)や日本電産(6594)は、下方修正を受けて株価が上昇するという逆反応が続きました。ただ昨日の米国株の反応を受けて、今日から本格化する日本の企業業績発表に対しても、悪材料には株価下落で反応する様になると思われます。買い戻し相場は3週間に及び、さすがに買い戻し需要も先週金曜日でクライマックスだったと思われ、需給面でも逆反応から順反応になりやすい状況だと言えるでしょう。

 

中国関連銘柄は、今日下げているところを順張りで売りです。年初からの戻りが大きい銘柄を挙げると、THK(6481)、古河電工(5801)、コマツ(6301)、安川電機(6506)、ナブテスコ(6268)などが挙げられます。半導体関連も同様です。年初からの戻りが大きい銘柄は、東京エレクトロン(8035)、SUMCO(3436)、ディスコ(6146)、ブイテクノロジー(7717)、ルネサス(6723)などが挙げられます。