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2019年8月5日のマーケット・コメント

ドル円の買い下がりは一旦停止、日本株の売り姿勢継続

 

先週金曜日の米国市場で、ドル円は直近安値の106.78円を割り込み、本日の日本市場では更に下落して106円を割れる動きとなっています。直近安値を明確に割り込んだ以上、次の安値めどは今年年初のフラッシュ・クラッシュ時と、昨年3月につけた105円割れまでありません。そこまで行くのか、そこで止まるのか、現在のところは判断できませんので、明確に底打ち反転するまでは、ドル円の買い下がりは一旦停止すべきです。明確な底打ち反転の判断ですが、以前もご説明したように、直近安値から1円の反発で判断するのが安全です。強い米国経済指標の発表など、明確なきっかけとなる材料があれば、より安心です。

 

日本株は売り姿勢継続です。続々と発表されている企業業績は、明らかに事前想定よりも弱く、トランプ政権による合計3,000億ドルの中国製品に対する関税発動も打ち出され、中国経済の悪化継続は確実な状況です。日経平均は重要なフシである21,000円を明確に下抜けし、次の安値めどは今年2月と6月につけた20,300円ですが、企業業績に対する見通しはそれらの時点よりも明らかに悪化しており、20,300円水準では止まらない可能性が高いでしょう。米国株次第ではありますが、米国株が下げ止まらない限り日本株は米国株を上回る下落が続くでしょう。