2013年 4月 25日 (木) |
4月中に高値見通しの新たな状況証拠
本日、先週の主体別売買動向が発表されました。先週は、外国人投資家は現物・先物合計で4,233億円の売り越し(先物のみでは2,694億円の売り越し)で、一方で個人投資家は3,816億円の買い越し(先物のみでは570億円の買い越し)で、外人の売りを個人が吸収した形になっていました。週ベースで外人投資家が現物・先物合計で売り越しに転じたのは、なんと23週ぶりです。その前の4月8日の週は、週ベースでは過去最高の買い越し額を記録したばかりでしたが、先週は一転、アベノミクス相場が始まって以来、初めて売り越しに転じました。
このことから、以前からお伝えしている「中長期外人投資家の買いは、長く続いたとしても4月いっぱい」であることの信憑性が高まったと思います。今週は、最後まで買い遅れていた外人投資家が先物を買い越している可能性はあるものの、現物にまとまった買いが入ってきている様子はありません。
「やっぱり最後にババをつかまされたのは個人投資家だった」ということに、残念ながら今回もなってしまいそうですが、そんな個人投資家の仲間にならないためにも、明日はぜひ買いポジションをすべて解消して、ゆっくりとゴールデンウィークを過ごしましょう。