2015年 9月 9日 (水) |
日経平均1,343円高だが・・・目先予想される展開
昨日の大幅下落から一転、本日の日本株は記憶にないくらいの値幅での大幅上昇となりました。ただ、これだけ上昇した割には、現物株の売買代金は約3兆6000億円とさほど多くなく、明後日のSQに向けた先物・オプション業者主導の相場だったことが伺えます。現物株の値動きとしては、高ROE好業績銘柄の上昇が目立ち、昨日はバリュー戦略での買い増しを行ったと思われるGPIFが、今日は高ROE好業績戦略での買い増しを行った可能性が高いです。
今週予想される展開ですが、先物・オプション業者主導の相場が、金曜日寄りのSQ値算出までは続くと思われ、SQ値を目いっぱい上に持っていき、寄った後に大幅下落、という展開が予想されます。
9月17日の利上げ、その後9月いっぱいの日本株反発、10月に再び大幅下落、を予想するため、9月17日に向けて安いところは買いポジションを作り、うまく9月中に利食い、ドテン売り転換したいところです。