ミョウジョウ・アセット・マネジメント株式会社の運営する会員制金融情報サイトです。

2017年10月30日のマーケット・コメント

シカゴ筋ポジション続報-円ショート大幅増加

 

先週末に発表された10月24日時点のシカゴ筋ポジションですが、円ショートが10月17日時点の156,296枚から176,934枚へ大幅増加、円ロングが55,010枚から60,077枚へ増加、差し引きのネット円ショートは101,286枚から116,857枚へ大幅増加となりました。この水準は、7月18日時点の126,919枚、7月25日時点の121,489枚に次ぐ今年3番目に多い枚数です。

 

先週金曜日に発表された米国7-9月期GDPは、事前予想の2.6%を上回る3.0%で、これを受けて米国10年国債利回りは一時2.47%まで上昇、ドル円は114.47円まで上昇しました。しかし、同時に発表されたコアPCE(個人消費支出指数)が事前予想通りの前期比1.3%だったことに加え、次期FRB議長はパウエル理事、との報道があり、タカ派的な織り込みが後退し、米国10年国債利回りは2.40%まで低下、ドル円も113円台半ばまで下落しました。

 

ドル円は金曜日の高値が114.47円と、7月高値の114.50円、5月高値の114.38円と同水準だったこと、およびシカゴ筋ポジションが7月以来の高水準であることから、ドル円は当面の高値をつけた可能性が高いと考えます。今週に次期FRB議長人事が発表される以降は、ドル円は調整局面入りを想定します。ドル円のトレーディング・ショートのスタンスを維持します。