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2017年2月2日のマーケット・コメント

予想通り無風だった日銀&FOMC-次のイベントは日米首脳会談

 

1月31日の日銀決定会合に続き、昨日の米国FOMCも完全に無風でした。どちらも政策変更がなかったのは事前予想通りですが、黒田総裁の質疑応答もFOMC声明文も、何も新しい示唆はありませんでした。次の注目イベントは2月10日に予定されている、日米首脳会談でしょう。その場でトランプ大統領が、日米2国間の貿易協定(FTA)締結を提案してくるのは確実でしょう。

 

それ以外に主張する可能性があることとしては、以下が挙げられます。

1.日本から米国へ輸出されている製品を、米国現地生産に移行するように、日本政府が各企業に働きかけて欲しい。

2.日本も中国製品輸入に関わる関税を引き上げて欲しい。

3.日米は軍事同盟国であり、今後も友好関係を維持するが、駐日米軍に対する費用負担を増やして欲しい。

 

トランプ大統領は、金融政策や財政政策に対する発言は米国でもしていないため、日米会談でもそれらに関しての発言はない、と考えられます。しかしながら「前例がない」「予測不能」なトランプ大統領ですので、少なくとも2月10日までは「リスク・オフ」継続すべきと考えます。前回(1月30日付)のコメントを受けて、うまく日経平均19,500円どころやドル円115円どころを売れた方は、現状水準で売りポジション解消にとどめ、買い転換は控えることをお勧めします。