2017年 9月 22日 (金) |
前回レポートの補足
前回の「高値圏での大陰線は転換のサイン」の補足です。
ドル円は日本時間午後にじわじわと値を戻し、15時35分現在では112円をはさんでもみ合っています。転換のサインはあくまでも今日大陰線で終わること、です。つまり、今日の欧米市場でドル円が更に戻った場合、今日の罫線は大陰線ではなく、下ヒゲの長い陰線となります。(さすがに陽線になることはない、と思います。)その場合、今日が転換点である可能性はぐっと低くなってしまいます。
価格めどとしては、今日のNY引けが112円台かどうかです。FOMC直前のドル円は約111.30円、FOMCを受けた昨日東京の高値が約112.70円ですので、112円はちょうど半値押しに相当します。今日のNY引けが112円台の場合、今日が転換点の可能性は低下(今日急落直後の戻り高値112.15円以上の場合、可能性はほぼ消滅)、111円台だが東京時間の安値111.65円は下回らずに引けた場合、可能性は60%程度、111.65円以下で引けた場合、可能性は極めて高い、とお考えください。