2018年 7月 27日 (金) |
フェイスブック急落の波及効果は無しか?
昨日時間外取引で急落していたフェイスブック株ですが、昨日の米国株市場でも時間外取引とほぼ変わらない株価での取引となりました。昨日懸念された波及効果ですが、目立つものは昨日引け後に業績発表を控えていたアマゾンが多少売られたくらいに留まり、そのアマゾンの決算も好調で株価は反発が期待されることから、フェイスブック株急落は、あくまでも個別銘柄の問題であり、波及効果は今のところ無い、と判断されます。今後の主要米国製兆株の業績発表次第ではありますが、ひとまず米国株式市場にフェイスブック株急落の波及効果に関して過度な懸念を持つべきではない、と言えるでしょう。
日本でも4-6月期業績発表が本格化してきましたが、今のところ総じて言うと「迫力不足」であり、市場の上昇要因になるほどではないものの、下落要因になるほどは悪くない、という状況です。当面は、日経平均で22,000-22,500円程度を中心としたボックス相場継続という見通しを維持します。