またしても日本株だけが大幅上昇&米国でのネット情報
昨日は米国は祝日、欧州株は小幅上昇という状況で、日本株に対して市場インパクトを与える要因は見当たりませんでしたが、イブニングの日経平均先物は日中の引けの28,190円から薄商いの中上昇し、28,320円で引けました。更に、本日は28,380円で寄った後、28,560円まで瞬間上昇し、ややもみ合った後、28,630円まで急上昇して高値圏でもみ合っています。その結果、海外株市場やドル円など外部環境に何の変化もない中、日経平均は前日比400円以上の上昇となっています。10時37分現在の先物の出来高は2万枚余りと大変少なく、売りが来ない中を買い上がったという状況です。
ここまでのこの展開は1月14日とそっくりで、14日は14時前までじり高が続き、14時過ぎに急落しました。今日も後場に急落があるとは言い切れませんが、その可能性は意識すべきでしょう。
ところで、1月20日には米国大統領就任式が予定されており、会場となる米議会議事堂は軍が暴動行為に対する厳戒態勢を取っています。一般のメディアでは「1月6日の議事堂襲撃事件はトランプ支持者によるもので、1月20日もトランプ支持者の暴動を警戒している」とされています。しかしネットメディアでは「1月6日の議事堂襲撃は、トランプ支持者が行なったと世論を誘導するために、民主党がアンティファなどの左派過激派に依頼して行なった。トランプ側はそれを見抜いており、19日から米軍を使って反撃行動に出る」とされています。
私には真偽はわかりませんが、火のないところに煙は立たずで、まったくの作り話だとも思えません。もちろん、それをメインシナリオにするわけには行きませんが、米国で19日20日に何か想定外の事件があり、米国市場が混乱する可能性に対して警戒しておくに越したことはないでしょう。